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ステーキ&シェイク、仮想通貨決済8カ月でビットコイン投資を拡大

仮想通貨決済の定着がビットコイン戦略を後押し

米国のレストランチェーン、ステーキ&シェイク(Steak’n Shake)は、全米店舗で仮想通貨決済を導入してから約8カ月が経過し、その運用実績を背景にビットコインへの投資を拡大した。

同社は、顧客からの支払いとして受け取ったビットコイン(Bitcoin/BTC)を外部から購入するのではなく、営業売上から直接積み立てる独自の仕組みを採用している。この取り組みにより、戦略的ビットコイン準備金は名目価値で1,000万ドル(約15.8億円)増加した。

仮想通貨決済導入と8カ月間の運用実績

ステーキ&シェイクは2025年初頭から、全米の店舗でビットコイン決済を開始し、導入後、店舗売上高は顕著に増加しており、同社は仮想通貨決済が顧客体験の向上と集客に寄与したとしている。

同社の特徴は、仮想通貨決済で受け取ったビットコインを即時に換金せず、すべて戦略的ビットコイン準備金に積み立てる点にある。この準備金は自立的な仕組みとして機能し、既存店売上高の増加がそのままビットコイン保有量の増加につながる構造となっている。
また、資金調達や投機的な購入に依存せず、日常業務を通じて仮想通貨を蓄積する点も特徴だ。同社は、食品の品質向上とブランド認知の拡大を並行して進めることで、売上成長とデジタル資産の保有を同時に強化する循環的な成長モデルを形成している。

ビットコイン準備金の拡大と周辺施策

同社は、仮想通貨決済の定着を背景に、ビットコインへのエクスポージャーを名目価値で1,000万ドル拡大した。

2025年第4四半期には売上が堅調に推移しており、こうした業績の伸びが準備金の積み上げを後押ししたとしている。さらに、ステーキ&シェイクはビットコインサービス企業Foldと提携し、期間限定のプロモーションを展開している。米国内約400店舗で対象メニューを購入した顧客は、所定の手続きを通じて5ドル(約790)相当のビットコインを受け取れる。また、対象となる食事1食につき210サトシを、ビットコインエコシステムのオープンソース貢献者を支援する団体OpenSatsへ寄付する仕組みも導入した。

これらの施策は、仮想通貨決済を単なる支払い手段にとどめず、顧客参加型の取り組みや社会的貢献と結び付ける狙いがある。ステーキ&シェイクは、従来の小売事業と戦略的な資産運用を組み合わせることで、仮想通貨活用の幅を広げている。

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