オンチェーンデータ分析のArkham(アーカム)のXへの投稿によると、ブータン政府の投資部門は175BTC(約1100万ドル相当、約17億500万円:1ドル=155円換算)を移動させた。同国の主要保有アドレスから別のアドレスへ送付されたもので、国家保有ビットコイン(BTC)の一部が再配置されたとみられる。

ブータンがビットコインを移動させるのは約1カ月ぶりだ。前回は暗号資産取引業者のQCP Capital(QCPキャピタル)を通じて700万ドル(約10億8500億円)相当を売却した。同国は以前から500万〜1000万ドル単位で定期的にビットコインの一部を売却する傾向がある。

データサイトのBitcoinTreasuriesによると、ブータンのビットコイン保有量は月曜日時点で約5400BTCで、政府による保有量としては世界第7位となる。最も多く保有するのはアメリカで、3月10日時点で約32万8372BTC(約220億ドル、約3兆4100億円相当)を保有している。

ブータンは2019年からビットコインのマイニングを開始し、豊かな水力発電資源を活用した低コストなマイニングにより、着実に保有量を積み上げてきた。今回の売却の主な目的は、マイニング事業の運営コストの補填や、国家予算への充当、インフラ整備資金の確保だと見られている。

|文・編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock

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