この記事の要点
米上場企業ストラテジー(旧マイクロストラテジー)の共同創設者で会長のマイケル・セイラー氏は、2026年2月10日公開のCNBCインタビューで「今後4〜8年でビットコイン(BTC)がS&P500指数を2〜3倍上回る可能性がある」との見解を示しました。
同氏はさらに、ストラテジーが保有するビットコインについて短期的な価格変動局面でも売却する計画はないとしたうえで、今後も四半期ごとに買い増しを続ける方針を明言しました。
その一環として、同社は直近で1,142 BTCを約9,000万ドル(約12億円)で追加購入し、総保有量が714,644 BTCに達したことが明らかになっています。
今回のセイラー氏の発言と買い増し方針は、ビットコインが短期的に価格変動を見せる市場環境下で示された同社の戦略として注目されています。
ストラテジー社のBTC売却説「事実無根」
マイケル・セイラー氏「ビットコイン購入継続中」ストラテジーのBTC売却説を完全否定
CNBCのインタビューでは、セイラー氏がビットコインの長期的な優位性について具体的に言及しています。
同氏は、ビットコインが株式指数とは異なる成長特性を有し、資本市場におけるデジタル資産としての役割が拡大すれば、相対的なリターンでも株式を凌駕し得るとの見解を示しました。
この見通しについて同氏は、ビットコインが固定供給であり市場参加者が増加することで希少性が高まるというデジタル資産固有の特性に基づくものだと説明しています。
こうした見解を背景に、ストラテジーはビットコインを財務の中心戦略として位置付け、大規模な保有と買い増しを継続しています。
直近の買い増しは価格が約70,000ドル前後と市場調整局面にある中で行われ、1,142BTCを取得したことが確認されています。
同社の総保有量は714,644BTCに上り、パブリック企業として世界最大級のビットコイン保有規模となっています。
セイラー氏は短期的な市場のボラティリティにも言及し、長期的なリターンの追求が企業の主要方針であるとしたうえで、四半期ごとに買い増しを続けると述べました。
ナスダック100に引き続き採用
ストラテジー、ナスダック100指数に残留へ|ビットコイン大量保有でもナスダック判断は不変
2026年2月11日現在、ビットコイン市場では価格調整が続いています。
こうした市場環境のなか、同社の株価もビットコイン価格の下落と連動して値を下げており、一部の投資家の間には短期リスクを懸念する声があると報じられています。
市場では、ビットコイン価格の動向や機関投資家の買い戻し動向、ストラテジーの買い増しペースと財務戦略の継続性が注視されています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=154.11 円)
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Source:CNBCインタビュー
サムネイル:AIによる生成画像


