分散型パーペチュアル(無期限先物)取引所を中核とするDeFi(分散型金融)プロトコル開発のアスター(Aster)が開発を進める独自レイヤー1ブロックチェーン「アスターチェーン(Aster Chain)」のテストネットが、一般ユーザー向けに公開された。アスター公式Xアカウントより2月5日に発表された。
今回の一般公開は、メインネットローンチに向けた次の段階に進んだことを示す動きとなる。
アスター公式Xアカウントによると、約1か月にわたる集中的なテストと「人間vsAI シーズン2(Human vs AI Season 2)」と題した取り組みを実施したという。この取り組みは、テストネット上で人間ユーザーとAI(ボット・アルゴリズム)が同時に参加する検証フェーズだ。
同取り組みを経て、アスターはテストネットを誰でも利用できる形で公開し、「メインネットに一歩近づいた」として、ユーザーにテスト、検証、フィードバックの共有を呼びかけた。
同プロジェクトがあらかじめ示しているプロダクトロードマップ上では、アスターチェーンのテストネット公開はコミュニティ向け検証フェーズにあたる。ロードマップによると、テストネットは2025年12月下旬にホワイトリスト制で提供が開始され、2026年1月5日に一般提供へ移行する予定とされている。今回の発表は、この一般公開段階に対応するものとみられる。
また、同ロードマップでは、アスターチェーンのメインネットは2026年第1四半期(Q1)にローンチされる予定とされている。同時期には、開発者向けツール「アスター・コード(Aster Code)」の提供や、法定通貨のオンランプ・オフランプ機能の導入も計画されている。
アスターは、インフラ、トークンユーティリティ、エコシステムおよびコミュニティの3つを中核要素として位置付け、分散型金融(DeFi)の基盤レイヤーとしての展開を進める方針を掲げている。今回のテストネット公開は、その基盤構築を進める過程の一環となる。
なお、ロードマップに記載されている各日程についてはスケジュール上の目安であり、正式なローンチ告知は公式Xアカウントを通じて行われるとのことだ。
参考:ドキュメント
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