本人確認・クレジットカード不要で簡単に利用できるプリペイドSIM。期間や使用できるデータ容量が決まっている使い切り型のSIMです。HISモバイル・llJmioなどさまざまなサービスから展開されているうえ「ファミマ・ローソン・セブンイレブンなどのコンビニで購入できる?」「電話番号つきのプリペイドSIMはある?」などと気になることも多く、どれを選べばよいか悩む人も多いのではないでしょうか。
今回は、人気のプリペイドSIM14サービスを、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのプリペイドSIMをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなプリペイドSIMは「料金が安く、通信速度が速く、簡単に使用できるプリペイドSIM」。徹底検証してわかったプリペイドSIMの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストでは、ベストなプリペイドSIMを「料金が安く、通信速度が速く、簡単に使用できるプリペイドSIM」と定義。そんなベストなプリペイドSIMを探すために、人気のプリペイドSIM14商品を集め、以下の4つのポイントで徹底検証しました。検証①:料金の安さ(50GB1〜3か月プラン・10GB1か月間プラン・30GB6か月~1年間プラン)検証②:通信速度検証③:使用までの手軽さ検証④:入手のしやすさ
おすすめスコア:4.47(2025/11/20時点)
最安価格:3,650円(2025/11/20時点)
容量を気にせず使いたいならコレ!安くて日常使い用におすすめ
H.I.S.Mobileの「HISモバイル プリペイドSIM」は、日常使い用のプリペイドSIMを探している人におすすめしたい商品です。回線はドコモを利用。30日間データ量無制限で使えるパッケージもあるため、容量を気にせずに使いたい人におすすめです。30日間データ無制限の料金は3,512円と非常に低価格でした。料金が安いにもかかわらず無制限で利用できるため、日常使いにぴったり。頻繁に動画を視聴するなら選択肢に入れたい商品です。また6か月30GBの料金も4,846円と安めだったので、長期利用する人にも選択肢になるでしょう。一方30日間10GBのプランはなく、一時帰国用としてはやや不向きです。通信速度を測定したところ、混雑する都心の昼の時間帯は6.6Mbpsにとどまりました。とはいえ、それ以外の時間ではどの時間帯でもサイト・SNS閲覧・高画質動画(720p)の閲覧も十分なレベルの速度。通信環境や混雑状況にもよりますが、混雑時間帯のみ遅くなることを許容できれば不満を感じることは少ないでしょう。使用開始までにWi-Fi接続やAPN設定が必要な点はデメリットですが、付属の手順書通りに進めていけば問題なくできます。また、家電量販店や実店舗での取り扱いはなくECサイトや専用サイトでしか購入できない商品であるため、早めの注文がおすすめです。緊急で今すぐほしい人には不向きですが、コスパに優れ、容量を気にせず使えるところが大きなメリット。日常使い・サブガジェット用に使用できるプリペイドSIMを探している人に、ぜひおすすめしたい商品です。
おすすめスコア:4.47(2025/11/20時点)
最安価格:4,482円(2025/11/20時点)
コスパに優れた大容量SIM。事前手続き不要ですぐに使える
DHA Corporationの「Nippon SIM for Japan」は、コスパのよさからすべての人におすすめの商品。使う回線はドコモで、30日間50GBの大容量プランがあります。使い切っても30日以内であれば最大速度128kbpsで利用できるところも魅力です。30日間50GBのパッケージは4,480円、6か月30GBのパッケージは4,980円と手頃な価格。10GBは2,480円で利用できます。どの容量でも比較的低価格で、コストを抑えたい人にぴったり。普段使いはもちろん、一時帰国で少しの間だけ使えればよいという人からサブガジェット用のSIMを探している人まで、自分に合ったプランを選べますよ。使用開始までの事前手続きが必要なく、挿し込むだけで手軽に利用できるところもポイント。ECサイト・専門サイトで購入できるほか、家電量販店でも取り扱いがあります。購入したその日に使用開始できるので、緊急でほしい人にもおすすめです。速度は都心と郊外で大きな差はなく、昼すぎの時間帯ではどちらでも80Mbpsを超えるなど、重い動画データもサクサク再生できる数値を記録しました。一方、昼の時間帯の速度が遅かった点はネック。混雑しやすい昼間はサイト閲覧やSNS閲覧でも時間がかかるため、日常使いしたい人は不満を感じる可能性もあるでしょう。時間帯によって通信が安定しない点は気がかりですが、大容量で料金が安く、手軽に利用できるところがメリット。料金の安さを重視する人や、購入後すぐに使いたい人にぜひ検討してほしい商品です。
おすすめスコア:4.22(2025/11/20時点)
最安価格:4,580円(2025/11/20時点)
大容量プランの料金が安い。24時間チャージ可能なので急なギガ不足時も安心
モバイル・プランニングの「プリペイドSIMどっとこむ SIMカード」は、普段使いする人におすすめです。4,580円という比較的安い料金で31日間で50GB使用可能。ドコモ回線で利用でき、サイト閲覧やSNS閲覧などのために日常使いしたい人に向いています。また、ネット上で24時間チャージが可能な点も特徴でした。使用開始までにAPN接続が必要ですが、電話での手続きは不要です。とくに、比較したなかで必須の商品が多かったWi-Fiを使わずに接続できる点が特徴的でした。通信速度を実測すると、都心でも郊外でも夕方の時間帯で170Mbps以上ある結果に。動画を視聴してリラックスしたい人にはぴったりの速度でした。郊外では昼すぎも高速通信が可能。ただし日中の都心の速度は伸び悩み、サイト閲覧・SNS閲覧程度であれば問題ないものの、高画質動画(720p)の閲覧時はストレスを感じる速度でした。50GB1か月のパッケージの料金が4,580円と比較的安いのもメリットです。比較した50GBの商品のなかでも安い部類に入り、費用を抑えたい人にもぴったり。30日間10GBのプランはなく、30GBで半年使えるプランではそれほど安くなかったため、あくまで日常使いする人に向いているでしょう。ECサイト・専門サイトでしか購入できず、余裕をもった注文が必要な点はデメリット。緊急でほしい人には不向きですが、大容量のデータ通信を手軽に利用したい人にぴったりのプリペイドSIMといえます。この機会にぜひ検討してみてください。
おすすめスコア:4.12(2025/11/20時点)
最安価格:4,980円(2025/11/20時点)
手軽に利用できる大容量のeSIM。通信速度もスムーズ
モバイル・プランニングの「プリペイドSIMどっとこむ eSIM」は、一時帰国や旅行で使いたい人などにおすすめ。上位になった同社の「プリペイドSIM」とは異なり、スマホと一体になったeSIMなので紛失・破損のリスクはありません。ドコモの回線を利用し、使える容量は31日間で50GBと大容量でした。通信速度は比較的安定していて、混雑する昼頃の時間帯でもサイト・SNSをサクサク閲覧できる速度でした。郊外では昼頃の遅さが気になりましたが、都心では高画質動画(720p)もスムーズに見られる速度。昼すぎや夕方であれば快適に使えるので、速度重視の人でも不満を感じることは少ないでしょう。設定時はWi-Fiが必要。一方で、APN接続や電話手続きは不要なところが手軽で高ポイントにつながりました。10GBの料金は2,980円と比較的安いのも特徴。eSIMである点も踏まえると海外から一時帰国する人におすすめのサービスです。一方50GBの料金は4,980円と高くも安くもない料金。日常使いするための安いプリペイドSIMを探している人にはほかサービスがおすすめです。購入はECサイトや専門サイトに限定し、家電量販店などでは販売していません。購入後、案内メールが届くまでに時間がかかる可能性があるため、余裕を持って購入する必要があります。とはいえ、扱いやすさを重視するなら候補に入れてはいかがでしょうか。
おすすめスコア:4.06(2025/11/20時点)
最安価格:3,280円(2025/11/20時点)
コンビニで手軽に購入できるが、どの容量も料金は高め
インターネットイニシアティブの「IIJmio JAPAN TRAVEL SIM」は、コンビニで購入できる手軽さもあり、すぐに使いたい人におすすめです。2025年2月からはコンビニに加えて、全国のドラッグストアやドン・キホーテでも順次販売が開始されています。回線はドコモを利用しており、3~55GBまで7種類の容量から選べます。30日の期間内なら、容量を使い切ってもチャージして使えるところも特徴的でした。検証したプリペイドSIMのなかで唯一ローソンやミニ・ストップといったコンビニやドン・キホーテで購入ができ、即日で使えるところがメリット。もちろん家電量販店やECサイトでも取り扱い中。購入後eSIMかSIMカードかSIMタイプを選択でき、eSIMを選択した場合は最短5~10分ほどで登録が完了します。10GBの料金は3,280円・50GBの料金は5,780円と料金プランは最安とまではいえず、とにかく安くSIMを使いたい人には不向きです。通信速度を測定したところ、都心・郊外のどちらも昼すぎや夕方であれば動画をサクサク再生できる速さを記録。一方で、昼間の郊外ではサイトが開かないほど速度が遅くなったため、時間帯問わず快適な速度を求める人は不満を感じそうです。実店舗で購入してその場で使い始められる点が大きなメリット。急に必要になったときに検討したい商品です。
おすすめスコア:3.78(2025/11/20時点)
最安価格:2,600円(2025/11/20時点)
速度重視ならこれ一択。時間帯問わず快適な通信が可能
パロットビークの「JAPAN PREPAID SIM」は、速度重視の人ならまず検討してほしい商品。MVNOではなくソフトバンク回線の直回線を利用しているSIMカードであるため、速度が安定しています。通信速度は、混雑しやすい昼・夕方でも、時間と場所を問わずサイト閲覧や高画質動画(720p)の視聴がサクサクできる速度で、速度が著しく落ちる時間帯はありませんでした。速度重視の人でも快適にインターネットを利用できるでしょう。ただし50GBの料金プランは6,480円と比較したなかでも高額で、日常使いしたい人にとっては割高でした。一方、10GBの料金は2,380円、30GBの料金は4,480円と比較したなかでは最安値。一時帰国で使いたい人・サブガジェット用に購入する人には購入しやすい料金です。販売はECサイトに限定されます。郵送を待つ必要があり購入後の即日利用はできないため、急いでいる人には不向きでした。一方、事前の面倒な開通設定は不要、Wi-Fi接続・APN設定も電話での開通設定も不要で挿し込むだけで手軽に利用できるところがポイントでした。容量が10GB、30GBのプランであればお得に使えるため、一時帰国の人・サブガジェット用として検討してはいかがでしょうか。
おすすめスコア:3.71(2025/11/20時点)
最安価格:3,808円(2025/11/20時点)
料金の安さは魅力。全体的に速度が遅いところが難点
DXHUBの「JAPAN PREPAID SIM CARD」は、初期費用を抑えられる点が魅力です。ドコモ回線を利用し、10GBプランは最安レベルの料金で使用可能。容量を使い切ったあとは、チャージすることで急なデータ不足時も利用できます。10GBのプランは2,780円で最安レベルの料金でした。一方50GB30日のプランは4,480円で平均的な価格といえます。50GB180日利用できるプランもありますが、7,880円と検証したサービスの中で最高値の料金でした。一方、検証ではどの時間帯でも通信速度が遅かったところが難点でした。都心・郊外ともにサイト閲覧・高画質動画(720p)の視聴をスムーズに行える10Mbpsを超えた時間帯はなし。郊外の昼の時間帯では0.9Mbpsとメールの受信に時間がかかるほどだったため、速度の遅さが気になる可能性が高いでしょう。ECサイトでしか購入できず、家電量販店などの実店舗では取り扱いがありません。購入後即日で使えない点もデメリットでした。開通設定の際に電話での手続きは必要ないものの、Wi-Fi接続・APN設定が必要である点も注意が必要です。安さは魅力ですが、速度の遅さが気になる結果に。頻繁には使わないけどスマホを持っておきたいなど、限定的な使い方ならば選択肢に入るでしょう。
おすすめスコア:3.68(2025/11/20時点)
最安価格:6,720円(2025/11/20時点)
サブガジェット用に低容量で長期利用するなら選択肢に。日常使いには不向き
calendar-worldの「CALENDAR 1年プリペイドSIM」は、安定した通信が魅力です。サブガジェット用に購入を考えている人で、速度重視の人にはおすすめです。楽天回線を利用できる5G通信に対応。有効期限は12か月間で、容量は3GB/月・7GB/月・30GB/月から選択できます。3GB/月のプランは公式料金で6,060円と比較的安めの料金。同じ楽天系SIMであるマイクロイノベーションの「HUAWEI-minwifi SIMカード」「various label プリペイドSIM」と比べても1番安い商品ですが、50GBの大容量プランがなく日常使いに向かないことで評価は伸び悩みました。購入はECサイトや専用サイトからのみ。事前注文が必要で、急いで使いたい人には不向きです。通信速度はどの時間帯も高速で、混雑しやすい時間帯でもサイト・SNS閲覧に十分すぎる速度を記録しました。比較した楽天のSIMのなかでも最も速いので、速度の快適さを重視したい人にはおすすめのサービスです。事前設定が必要なく、挿し込むだけで利用できる点も魅力。SMS対応でLINEも使えました。サブガジェット用に長期で使えて、安くて速度が速いSIMを探している人検討してみてください。
おすすめスコア:3.6(2025/11/20時点)
最安価格:4,100円(2025/11/20時点)
容量は少ないが、料金の安さが魅力。事前手続きも不要
マイクロイノベーションの「HUAWEI-minwifi SIMカード」は、比較した同じ楽天のSIMのなかでも料金が2番目に安かった商品。3GB/月で12か月のプランが6,120円と、サブガジェット用に楽天回線を長期で使いたい人におすすめです。都心では、混雑しやすい昼の時間帯がやや遅めの速度でした。一方で、夕方や人混みの少ない郊外であればサイト閲覧などに十分な速度を記録。同じ楽天SIMのcalendar-worldの「CALENDAR 1年プリペイドSIM」には劣るものの、サイト閲覧・SNS閲覧目的であれば通信速度に不満を感じることはないでしょう。購入はECサイトに限られ、事前に余裕をもって注文する必要があります。SIM使用時は開通手続きが不要で、SIMカードを挿し込むだけで使えるところも魅力。SMSも利用できるので、LINEを使いたい人にもおすすめです。毎月3GB・30GBの決められた容量しか利用できませんが、サブガジェット用に長く使える安いSIMを探している人は十分候補に入るでしょう。
おすすめスコア:3.56(2025/11/20時点)
最安価格:5,895円(2025/11/20時点)
3GB/月しか利用できず料金も高め。日常使いには不向き
Various labelの「various label プリペイドSIM」は、SMS機能も使える楽天回線のSIMカード。SMS機能が使えるため、LINEなどのSMS認証が必要なアプリも利用可能です。容量は1か月3GB・7GB・30GBの3種類で、有効期限は13か月です。ただし30GBの場合料金が7,860円と高いので、サブガジェット用にコスパがいいサービスを利用したい人にとってはほかのサービスも検討するのがおすすめといえます。都心の昼の時間帯のみ2Mbpsでサイト閲覧・SNS閲覧もできないほどの速度でした。それ以外の場所・時間帯ではサイト閲覧・SNS閲覧目的であれば通信速度に不満を感じることはない速度だったものの、場所と時間帯によって速度にムラがありました。ECサイトでしか購入できない点にも注意が必要。事前に余裕をもって注文することをおすすめします。使用するまでに事前の開通手続きが必要なく、挿し込むだけで使える点はメリットです。SMS機能が使えてLINEも利用できますが、日常使い用のプリペイドSIMを検討するならほかの商品を検討しましょう。
ガイド:高山健次(元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア・サービス担当)