Metaplanet Inc.は2026年1月29日、ビットコイン保有量のさらなる拡大と債務削減のため、約1億3700万ドル(210億円)の増資を承認したと発表しました。
東京証券取引所上場企業(3350.T)である同社は、新株の第三者割当と新株予約権の発行を通じて資金調達を行います。
この計画により、Metaplanetは1株499円で2453万株の新株を発行し、行使された場合に追加資本を生み出すことができる一連のワラントも発行します。株式売却により直ちに約122億4000万円(約8000万ドル)が調達され、残りの金額はワラントの行使次第となります。
調達資金の大部分はビットコイン(BTC)の継続的な蓄積に充てられ、Metaplanetの本格的なビットコイン保有企業への転換を強化します。収益の一部は同社の約2億8000万ドルの債務の一部返済にも使用され、BTC保有量を拡大する際のバランスシートの柔軟性を向上させます。
新株および新株予約権の割当日と払込日は2026年2月13日に予定されており、長期的な資金調達計画ではなく短期的な資本イベントとなります。
Metaplanetは、従来のホテルおよびテクノロジー事業から、ビットコイン中心の戦略へと軸足を移し、日本におけるMicroStrategyに最も近い存在として位置付けを強めています。2026年1月末時点で、同社は35,102 BTCを保有しており、現在の市場価格で約31億ドルの価値があります。
単純な蓄積を超えて、Metaplanetはデリバティブベースの戦略を展開し、継続的な収益を生み出すビットコイン収益創出事業を運営しています。同社はこのセグメントが2026会計年度に約156億円(1億130万ドル)の収益をもたらすと予測しており、資産管理アプローチに収益層を追加しています。
さらに先を見据えて、Metaplanetは2027年末までに21万BTCの保有を達成するという積極的な目標を掲げています。これが達成されれば、ビットコインの総供給量の約1%に相当し、同社を世界最大規模の企業保有者の一つに位置付けることになります。
この戦略は、市場のボラティリティが報告収益に影響を与え続ける中でも、短期的な取引ポジションではなく、準備資産としてのビットコインに対する長期的な賭けを反映しています。
拡大計画にもかかわらず、Metaplanetの株価は発表後4.0%下落し456円となりました。この下落は、希薄化への懸念と広範な市場状況を反映している可能性が高く、前四半期のビットコイン保有に対する1046億円(6億8000万ドル)の非現金減損費用の開示も影響しています。
同社の現在の時価総額は約5209億円であり、株式評価がビットコイン価格の動向と資産管理の実行にいかに密接に結びついているかを示しています。
投資家にとって、今回の増資はMetaplanetがビットコイン戦略の拡大に取り組む姿勢を強調するものであり、短期的なボラティリティを代償としても、日本市場におけるBTC投資の長期的な機関投資家向け手段として自社を位置付けています。
Metaplanet Raises $137M to Buy More Bitcoin and Cut Debtの記事はETHNewsに最初に掲載されました。


