デスクにディスプレイを取りつけるために使用するモニターアーム。ディスプレイアームとも呼ばれ、モニターの高さや角度を手軽に調整できます。また壁ギリギリにモニターを配置できるので、省スペースでモニターを使えるところもメリット。エルゴトロン・エレコムなどさまざまなメーカーから販売されているうえ、価格もさまざま。VESA規格対応のものや、コスパがよいものなど商品によって特徴も異なるため、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のモニターアーム25商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのモニターアームをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなモニターアームは「設置が簡単なうえ、可動域が広く位置調整もスムーズにできる商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなモニターアームを「設置が簡単なうえ、可動域が広く位置調整もスムーズにできる商品」と定義。そんなベストなモニターアームを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のモニターアーム25商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。検証①:セットアップのしやすさ検証②:可動域の広さ検証③:位置調節のしやすさ検証④:ケーブルの隠しやすさ
おすすめスコア:4.65(2026/01/19時点)
最安価格:32,478円(2026/01/19時点)
高機能で見た目にも高級感。すべての人におすすめなモニターアーム
Dellの「シングルモニターアーム MSA20」は、すべての人におすすめできるモニターアーム。ほぼ完璧といえるハイスタンダードな商品です。上下方向に動かすにはやや力が必要だったのが唯一の惜しい点ですが、前後の位置調整やチルトの調整は軽い力で行えました。可動域の広さもメリットで、前後・上下・左右のいずれも幅広く調整できます。広めのデスクでも理想的な位置にモニターを固定できるでしょう。ケーブル類はアームに収納できるうえ、ケーブルホルダーが2つあるため、配線をしっかり隠せました。デスクまわりがごちゃつかず、すっきりとした配線を実現できます。アームはやや太めですが、高級感を感じられる見た目にもなっています。1人でも簡単に組み立てられるセットアップのしやすさも特徴。取り付けにあたり、2人以上での作業が必要な工程はありませんでした。スペーサーも付属しているため、万が一モニターの形状がVESAマウントに合わない場合にも調整が利きやすいのもメリットです。軽い力で動かせるものがほしい人、ケーブルをしっかり隠せるものがほしい人、高級感のあるものがほしい人など、あらゆるニーズに応えられるモニターアーム。価格はやや高いものの、買って損のないおすすめなアームです。
おすすめスコア:4.53(2026/01/19時点)
最安価格:21,999円(2026/01/19時点)
前後調節も角度変更も軽快。整理しやすく高可動なモニターアーム
COFOは日本発の家具・ガジェットブランドで、洗練されたデザインと機能性を兼ね備えたプロダクトを展開しています。無重力モニターアームProは、シリーズのなかでもとくに操作性に優れたモデルとして展開されており、可動性と配線整理の両立を図った仕様が特徴です。検証では、位置調節のしやすさにおいて高い評価を得ており、前後方向と上下の角度の調節は非常に軽い力で調整でき、快適に操作できました。さらに、可動域も広く、デスク環境に合わせた柔軟な位置調整が可能です。ケーブル収納にも配慮されており、ホルダー2つと3cm以上のスペースを確保し、配線をすっきりとまとめられる設計になっています。一方で、上下方向の位置調節にはやや大きな力が必要で、頻繁に高さを変える用途には向かない仕様でした。また、セットアップ面でも組み立てが必要な部品がありますが、複雑な仕様ではないため初心者でも簡単に組み立てられます。頻繁に角度や前後位置を調整したい人や、ケーブルをすっきりまとめたい人におすすめです。上下方向の高さをあまり変えない前提であれば、高い満足感が得られる製品です。
おすすめスコア:4.45(2026/01/19時点)
最安価格:5,600円(2026/01/19時点)
コスパ重視の人におすすめのアーム。スタイリッシュな見た目も魅力
スタープラチナの「快適ワークのモニターアーム DA112」は、コスパを重視しつつ見た目にもこだわりたい人におすすめのモニターアーム。1万円以下と安価ながら性能がよく、金属製の細身なデザインでスタイリッシュな見た目も魅力です。可動域は広く、前後左右・上下・角度といずれも幅広く調整できるので、作業スタイルに合わせて適した位置にセッティング可能です。チルトの調整に力が必要だったのは惜しいものの、前後と上下方向への位置調整は比較的軽い力でできました。ケーブルの収納性は優秀。1アーム目・2アーム目にそれぞれケーブルホルダーがあり、アーム内にすっぽりとケーブルを収められます。一方、ケーブルの取り出し穴が1cmとやや狭めで、複数のコードを通しにくい点は気になりました。最初にクランプを組み立てる必要がありますが、1人でセットアップしやすいのもメリットです。付属品が充実しており、追加の工具が不要。ネジ調整も利きやすく、アームの動きを柔軟に調整できます。エルゴトロンなどの有名メーカーより安く手に入るにもかかわらず、位置調整のしやすさや可動域などの性能はまったく引けを取らずコスパ良好。デスクの見た目にこだわりたい人も満足感を覚えやすい、おすすめのモニターアームです。
おすすめスコア:4.45(2026/01/19時点)
最安価格:10,620円(2026/01/19時点)
設置も前後調節もスムーズ。軽い力で簡単に調整できる
サンワサプライの「モニターアーム 100-LAC008W」は、クランプ・グロメット両対応の固定方式を採用し、シリーズのなかでも設置のしやすさに優れた中価格帯モデルとして展開されています。検証では、ほとんどが組み立て済みで届くうえ、付属パーツもそろっており、セットアップの簡単さが高く評価されました。ケーブル収納についても、アーム内部に格納できる仕様に加え、2つのホルダーで複数の配線をすっきりまとめられる設計です。さらに、前後方向や上下角度の調整も軽い力で無理なく操作でき、位置調整のしやすさにおいても十分な満足感が得られる結果でした。上下方向の位置調節にはやや力が必要ですが、頻繁にモニターの高さを変えなければそこまで気になりません。また、可動域自体は広めですが、回転角度が90度ずつに制限されており、細かい調整にこだわるユーザーにとっては物足りなさを感じる場面があるかもしれません。設置の手軽さと、軽い力で調整できるモニターアームをお探しの人におすすめです。
おすすめスコア:4.4(2026/01/19時点)
最安価格:8,980円(2026/01/19時点)
豊富なカラバリが魅力。アームもスムーズに動く
Pixioの「モニターアーム PSW1SBL」は、デスクの雰囲気にマッチするモニターアームを求めるゲーマーにおすすめ。パステルカラーを中心に豊富なカラーバリエーションが展開されており、デスクやPCの周辺機器の色を統一している人にとっては、ほしいデザインを選びやすいでしょう。可動域は広く、前後・上下・左右のどこにでも自由に動くため、見やすい位置にモニターを据えやすいといえます。前後・上下の位置調整もしやすく、かなり軽い力で動かせました。一方で、チルトの角度調整には少し力が必要だったので、頻繁に動かしたい人は使いづらく感じるかもしれません。ケーブルはアームに収納できるので配線を隠せますが、2アーム目にケーブルホルダーがついておらず、配線がやや目立つ点にも注意が必要です。ケーブルホルダーが付属し、ケーブルを覆えるタイプの商品と比較すると、収納性は低めといえます。対して、セットアップは簡単。クランプが組み立てられた状態で入っているため、最初に組み立てる手間がかかりません。2人以上での作業が必要な工程がないうえ、追加の工具も不要で取り付けできました。いくつか惜しい点はあったものの、モニターアームをはじめて取りつける人や見た目にもこだわりたい人にならおすすめのモニターアームです。
おすすめスコア:4.38(2026/01/19時点)
最安価格:2,559円(2026/01/19時点)
デスク周りをすっきりさせたい人に!可動域の広さも魅力
Suptekは香港に本社を構えるモニターアームやテレビの壁掛け金具を展開するメーカーで、実用性とコストパフォーマンスを重視した製品展開が特徴です。Suptekの「PCモニターアーム MD81」は、柔軟な可動性とケーブル整理機能を備えた中価格帯モデルとして展開されており、機能性を求めるユーザー層から注目されています。検証では、ケーブルの隠しやすさが高評価で、ケーブルホルダーやクリップの付属に加え、収納スペースも3cm以上確保されています。さらに、可動域も広く、設置環境に合わせた柔軟な調整が可能でした。また、上下の角度調整は比較的軽い力で操作でき、快適なポジション調整が可能です。一方で、上下方向の高さ調節には力が必要で、頻繁に高さを変えたい人にとっては扱いづらさが残る結果でした。また、アームが結束バンドで収納されているので、怪我をしないように慎重に広げる必要があります。ケーブルをスッキリまとめたい人や、広い可動域で自由な配置を求める人に適したモデルです。高さ調整が不要な環境での使用を前提とすれば、快適に活用できるでしょう。
おすすめスコア:4.36(2026/01/19時点)
最安価格:25,000円(2026/01/19時点)
動きのなめらかさを求める人に。方向・角度調整がスムーズ
エルゴトロンの「MXV デスクモニターアーム」は、アームの動きのなめらかさにこだわる人におすすめ。検証した前後方向・上下方向・チルトの角度調節の3つすべてが比較的軽い力で動かせました。どの方向にもストレスフリーに調整したい人には本商品がぴったりといえます。ちなみに、同メーカーの「LX デスクマウントアーム 45-241-224」と比べても位置調整はスムーズ。可動域も広めで、見やすい位置に固定できるでしょう。ケーブルはアームに収納できますが、ケーブルホルダーが1つしかないのが惜しい点。2アーム目は結束バンドで収納する必要があり、ケーブルが目立ちやすいといえます。クランプは最初から組み立てられており、セットアップのしやすさは悪くありません。しかし、モニターを持ち上げながらネジ締めを行う工程があり、ここだけは手間がかかりました。人気が高い商品ではありますが、アームの収納性やセットアップのしやすさなど弱点とまではいえないものの、いくつか気になる点はありました。ほかの商品に比べて価格は高めなため、コスパを重視する人には物足りないでしょう。とはいえ位置調節のしやすさはメリットなので、頻繁に方向や角度を動かす人にはおすすめのモニターアームです。
おすすめスコア:4.35(2026/01/19時点)
最安価格:6,098円(2026/01/19時点)
コスパ重視の人に。すっきり配線できて上下の位置調整も手軽
エレコムの「ガススプリング式モニターアーム DPA-SS07BK」は、コスパの高いモニターアームを探している人におすすめ。数千円の商品にしては欠点が少なく、コスパは良好といえます。可動域は広めで、一般的なデスクサイズなら好きな位置に固定できます。位置調節のしやすさも十分で、チルトの調整と上下方向は大きな力を加えずとも動かせました。一方、前後方向の調整にはやや力が必要だったので、頻繁に動かす人は注意しましょう。ケーブルはアームに収納可能ですっきりとまとめられます。ホルダーが2つあるのでケーブルが目立つ心配が少なく、デスク周りをきれいに保てるでしょう。アームは結束バンドで収納されており、バンドを切る際には勢いよくアームが広がるので注意が必要。一方、VESAのブラケットはモニターに取りつけられるので、はめこむだけでモニターの設置が完了します。同社の「DPA-SS02BK」と違い、モニターを抱えながら取りつける作業がいらない点はメリットです。リーズナブルながら高い機能性を備えており、気になる弱点はほとんどない本商品。6,000円ほどの予算で探している人はぜひ検討してみてください。
おすすめスコア:4.34(2026/01/19時点)
最安価格:4,950円(2026/01/19時点)
リーズナブルかつ位置調整がスムーズ。ケーブルも隠しやすい
エレコムの「ディスプレイアーム(シングルアーム/ガス式) DPA-SS02BK」は、安さとモニターの位置調節のしやすさを重視する人におすすめ。約5,000円とリーズナブルながら、アームの調節がスムーズでした。前後方向・上下方向・上下の角度(チルト)のいずれも位置調節がしやすく、検証した商品のなかでも高水準。軽めの力でなめらかに動かせました。可動域も広めで、とくに左右方向や上下の角度の調整幅が大きいのはほかの商品にはないメリットです。ケーブルはアームに収納でき、ケーブルホルダーが2つ付属しているため、ケーブルをしっかり隠せる点も高評価。ネジでホルダーを固定するタイプで取り外しは面倒ですが、仕上がりには満足できそうです。一方でセットアップには手間がかかります。モニターを支えながらVESAブラケットを取りつける作業があるうえ、アームが結束バンドで収納されています。設置作業は2人以上で行う必要があるでしょう。同メーカーの「ガススプリング式モニターアーム DPA-SS07BK」と比べるとセットアップに難がありますが、とにかく安くて位置調整しやすいものがほしいなら候補になるアームです。
おすすめスコア:4.32(2026/01/19時点)
最安価格:13,980円(2026/01/19時点)
金属製で高級感を楽しめる。前後・左右の可動域がとくに広い
エルゴトロンの「LX デスクマウントアーム 45-241-224」は、高品質なモニターアームを探している人におすすめ。素材が金属で高級感があるうえ、アームの動きを細かく調整できるのがメリットです。前後・左右方向の可動域がとくに広く、同社の「MXV デスクモニターアーム」を含む今回検証した商品と比べても優秀な点でした。デュアルモニターで2本アームを使っている人などはモニターの位置を合わせやすいでしょう。前後・上下の方向の位置調整もしやすく、比較的軽い力で動かせました。しかしチルトが固い点はデメリットで、上下の角度調整には力が必要でした。ケーブルをアームに収納可能ですが、ケーブルホルダーは1つ。ケーブルを覆うことができないので、配線はやや目立ちますが、付属の2つの結束バンドでケーブルがだらんと垂れないようには対策できます。クランプが最初から組み立てられているのはうれしいポイント。しかし、上位商品に比べると取り付けに面倒な工程もあったほか、ネジ締めにドライバーを用意する必要がある点も気になりました。1人でも取り付け作業はできたものの、スムーズとまではいえません。人気商品ではあるものの、アームの収納性やチルトの固さなど弱点も気になりました。価格が高めのため、コスパ重視の人にはあまり向きません。とはいえ、不満を抱くようなクオリティではないので、ブランドにこだわる人や品質を求める人なら選択肢に入るでしょう。
監修者:石川ひさよし(PC系専門ライター)
ガイド:田口朱凜(元PC販売員/マイベストPC周辺機器担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


