CoinbaseはCEOのBrian Armstrongが「AIにより小規模なエンジニアリングチームの生産性が大幅に向上した」と述べる中、本日700人の人員削減を実施
CoinbaseのCEO Brian Armstrongは5月5日、全従業員の約14%にあたる約700人を削減すると発表した。
Armstrongは今回の削減を、AIがエンジニアリングの経済性を変えたことに直接結びつけ、この技術により小規模なチームがかつてははるかに多くの人員を必要としていた成果を出せるようになったと述べた。Coinbaseの株価は発表後に上昇し、投資家はこれを利益率の改善と受け取った。
同社は5,000万ドルから6,000万ドルの構造改革費用を計上する見込みだ。Armstrongの説明により、Coinbaseは人員削減の正当化にAI生産性を利用する大手テック企業の増加するリストに加わることになるが、米国最大の暗号資産取引所のCEOによるこの発言は重大な公式声明といえる。
Armstrongはこの立場に向けて数ヶ月間取り組んできた。crypto.newsが報じたように、CoinbaseはAIエージェントの社内テストを4月に開始し、Armstrongは「近い将来、人間の従業員よりもエージェントの数が多くなるだろう」と述べていた。5月5日のレイオフは、その予測が予言から運用上の現実へと移行したことを反映した最初の組織的な人員削減である。
今回の削減は、CoinbaseがClarity Act(明確性法)の成立を働きかける中で行われた。同社は2026年第1四半期にワシントンでのロビー活動に107万ドルを費やし、ステーブルコインの利回りに関する妥協が成立した後、同法案への以前の反対を撤回した。コスト構造のスリム化は、重大な規制対応の局面を迎えるにあたって、Coinbaseの立場を強化する。
AIを人員削減の要因として挙げているのはCoinbaseだけではない。crypto.newsが記録したように、Geminiは以前「AIは今や使わないわけにはいかないほど強力だ」と述べており、Crypto.comも2026年初頭の人員削減の理由としてAIの統合を挙げた。
Coinbaseの発表が際立っているのは、その規模と、ArmstrongがAI生産性を——市場環境ではなく——この決定に明確に結びつけた点にある。

